我慢していませんか?背中の痛み・背中の違和感
背中の痛みといってもさまざまな痛みの種類があり、人によっても原因が様々です。
また背中が痛い…と言っても、痛みの場所や感じ方、違和感や痛みの出方は千差万別。
背中の痛み・違和感は放っておかないで!
あなたはどんな背中の痛み・違和感がありますか?
・背中を押すと痛みがある
・動くと背中に激痛が走ることがある
・何もしていない時に、突然背中に激痛が走ることがある
・背中全体が痛い・重だるい
・背中の一部がピンポイントで痛い(肩甲骨の間や下が痛いなど。)
・背中の右側・左側が痛い。(脇腹が痛い)
・前屈すると背中が痛い。
・息をするとピキッとした背中に痛みが走る部分がある。
・せきや咳払いなどをした時にずきっと背中が痛い部分がある。
・長時間同じ姿勢をしていると背中が痛い。
・車の運転(長時間のドライブ)で背中が痛くなる、辛い。
・めまい、吐き気がする。
・息が浅い、階段の上り下りくらいでもすぐに息切れする。
・呼吸が浅い。深く息が吸えない。
・あおむけで寝られない。(横になって、またはうつ伏せが好き)
・寝がえりをするときに背中に痛みがある
・胃の辺りの背中が痛い。
・腕を回すと肩甲骨が突っ張る。
・息苦しい感じがする。
・肩甲骨の裏側(奥)が痛い気がする。
・首を上にあげると、肩甲骨周りが痛い。
背中の痛みを引き起こすさまざまな原因
背中の痛みの原因には様々なものがありますが、その中でも最も多いのが「筋筋膜性疼痛症候群」といって、急性の筋肉の障害や、筋肉の反復性の過負荷ストレス(使いすぎ)により、筋肉内に硬いしこりのような部分(緊張帯)ができるものです。
精神的なストレスの増加や身体的疲労に伴い痛みの増強があり、痛みに伴う運動制限などもみられる。
検査で異常のでない慢性痛としての一般的な肩こり・腰痛の大部分は筋筋膜性疼痛症候群に含まれます。
筋筋膜性疼痛症候群とは?
筋筋膜性疼痛症候群とはいわゆる「筋肉痛・コリ」の状態で、
筋肉を触ると強く痛みを感じる「トリガーポイント」があることが特徴です。
筋筋膜性疼痛症候群は、背中の筋肉への負担・ストレスが主な原因ですので
普段の姿勢が悪かったり、睡眠不足などでも悪化する場合があります。
特に一日中デスクワークや、パソコン・スマートフォンの使用が長時間で、同じ体制になりがちな方や、背中の血行が悪くなりやすい人は、この筋筋膜性疼痛症候群にもなりやすいので注意が必要です。
筋筋膜性疼痛症候群の方は「肩か腰」の一箇所に凝りや痛みを訴える方が多いです。
症状の重い方は
「肩と腰の両方が痛い」とか「背中が痛い」という訴えが多く、
この疾患は検査(MRI・血液検査)では異常が出ませんが、痛みや凝りが強く慢性的に苦しんでいる人が多いのも事実です。
ヘルニア、狭心症等の全身の病気でも背中に痛みを感じることがあります。
また、背中の筋肉には全く異常が無い場合でも、
小腸や大腸、肝臓、膵臓等の内臓の不調が原因で背中に痛みを感じる場合があります。
様々な原因により背中の痛みが引き起こされますので、
背中に違和感があるようなら放っておかないでくださいね!
当院には背中の痛みを抱えた患者さんが沢山来院されています。
こんな背中の痛みの症状でも良いのかな?と思われたら、一度LINEよりご連絡ください。
病院で「異常はありません!」と言われた方も諦めないでください。背中の痛みには必ず原因があります。
あなたの背中の痛みを我慢しないでくださいね!